昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

軽率

正義とは暴力的であり、悪は自らをそそのかし、自らを悪に染め、絶えず誰かを攻撃し、攻撃するという点では、善も悪も一致する。善悪とは絶えず自らの手によって構築され、善悪とは絶えず自らの手によってなされる。装置的なエゴに攪拌され、自らは、孤独をかかえた機械として、何往復もする思いから独立するために、抱え込んだ思いに混濁するよりも、悔恨をかかえずに、過信している思いを飛び越え、有する真理に隔てられずに、自らの意思を組み立て、互い違いになる思いは、発散されるために、ためらわずに、わずらわしい日々から跳躍し、とどかないものに触れるために必死であり、悲観するよりも先に、関するほどに完成される思いは、遮られることなく、際限なく、愛を隈なく染み渡らせ、祝福しながら、きな臭い思いに帰宅するよりも早く鋭く進行し、真理を謳うよりも早く、自らの意思に行き着き、何かを褒め称えるよりも、絶え間ない時に繰り返えされる過ちに跪いてまで、手懐けられずに、健気なままに、気ままに今や意味に傷つけられず、ただ果たすべき義務もなく、恩恵すらもいらず、徒らに消費される日々は、歪なままに、慈しみを求めることもなく、また答えを持ち合わせてはおらず、怖気付くこともなく、理も携えずに孤立しても尚、幾重にもからまる時から乖離し、拘泥せずに、解き放たれていくべき意味を、あらゆる原理にゆられ、勇敢に既読されるべき文字に酩酊し、域に現れる幻覚的な雌しべや、善悪から達観し、あてがわれた理想などに還元されずに、静謐な孤独に行き渡る一体感と共に突き進む。