昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

無償

真理にむれる虫、宿なしの青春がたむろする街、名前を捕食しては、異物感をかかえ、散漫な日々をむさぼるだけの、惨憺たる余韻に記号を加える君の様子、憎しみが生える裏通りでは、論証されるものを毛嫌いする実体たちが、過去から離れて、空間とフュージョンし、塵芥に消えゆくいくつもの場面が、定理に磔にされ、犠牲的な雨にぬれる制限を用いる体系や、軽薄な夜と同化するニヒリズムなどに水没していく影などが、産卵している場面が、幾重にも重なり、エモーションを伝え、つたない雰囲気に入り混じるイデオロギーや、あいまいなマインドに定立するものを吐瀉する被害妄想をかかえた、シンドロームなどが、キャピタリズムを破壊し、逍遥する意識は逸脱することによって、寄りかかるだけの苦しみを破棄し、画期的な愛に移行する私は、慈しみを捨てるための、慈しみを製造する、信仰的な生産性によって、人々とはゆがんでいくものであるし、理想を保つために、あらゆる動機はむしばまれ、無作為に捕食されるだけの、堕落した思いをはためく強要されるための、登録を終えて、応じるだけの思いに補完される理由から離反し、輪唱される言葉が過ちを用いて、求められるほどに、用いられる苦痛は、貧寒なものをかかえ、そこでかじかむ思いは、卑屈な夏に利用される。人工的な予言に均されていく人々の叡智などは、所詮はファシズムにおちいり、自らが正しいことを証明するために、正しさを利用し、同じ答えに酔い痴れるために、誰かの理性を奪い、意思に制限を加え、正しくあるためにゆがんでいく。