昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

帰巣

ずっと眠れずに、凍てつく部屋で、大それた理由を博愛しながら、銀河に詰まった因果律や、律動する思念や、まことしやかな理由を即座に破壊して、あらゆる情念をゆりかごに乗せて、散漫なジレンマを崩壊させるための呪詛が嬲る世界や、気圧配置の裏側で、毒された真実を崇める家畜たちや、伝染病により、黒く朽ちていく指先を眺めながら、生きるとは何か?と、他人行儀に語る自らの周りを巡る飛行機の騒音や、疑念を孕み続けるラストシーンの囀りや、些細な出来事に固執するだけの、弱者たちのまどろみや、耽溺を繰り返す利己的な自己が、肯定し続ける面影の最中、最たるものを喪失し、信念などを謳う正しさの合間に派生する動機なんかを、握りつぶす権力や、迎合されるだけの、物語の中で漂う靄や、模倣するだけの、つたない精神性が創り上げた偶像や、創造性もなく、世間体ばかりを気にする奴らの繰り返しの中で、芽生えた悪意のようなものが攻め入り、今に制限なんかを生み出し、くたばるだけの世界の外観に生まれる性悪説なんかを蹴散らし、悪とは、ただ、君を利用し、理性なんかもなく、ただ、管理されるだけの日常に生まれた正義が、自らのために悪を捏造し、悪をでっちあげ、悪を作り上げ、自らの徳のためだけに、生まれ続ける悪を謳うものたちの、正しさなどに、引き摺られるわけにはいかず、猥雑で、惰性な導きが木霊する真理の森で、佇む私は、篤信などは、持ち合わせておらず、さまざまに変化するものに生まれた懸隔などに、嵌め込まれた憎しみに阻害されても尚、誰かの憎しみなどに騙されたり、利用されるわけにはいかない。f:id:jibmfmm:20240411040333j:image

不滅

いつかずっとこのまま、君はいなくなってしまうだけだ、と制限をもたらす時間の中で加速する原理にとどまるだけの、恋の終わりにひしめく風、過激な感情に支配され続けている女性たち、リリカルな街では、現実性も損なわれ、煩わしいだけの世界から逸脱し、あらゆる制限を飛び越えて、延々と超越し続ける先で、付きまとう憎しみや、沁み入る慈しみにより、自己批判を続けるほどに、生まれた罪深い定めなどなどを謳うだけの、過激な理想などを掲げては、今に攻め入る意味が生み出す価値に毒され、騙されてばかりいるし、徒に過ぎ去るだけの、今に縋るほどに、損なわれていくだけの喜びの中で、増える過ちなどは、所詮は、誰かが生み出した過ちに過ぎない、と廃れるだけの現実に、磔にされた、神と名付けられた者により、与えられた罪や負担などや、食い込む機械的な規範や、憧憬に至るだけの君たちの現実に、貧するだけの精神が、誰かを羨むほどに、垂涎し続ける曖昧な生活の彼方で、思考停止している人々や、加速していく悲しみに、備わるがさつな心情の、即席の理由に沈み込み、ひたすらに、消費され続けるだけの、堕落した主観から生える曖昧な理想をよじ登る餓鬼たちや、神々しい永遠性に司る退屈や、猥雑な事象や、弛み続ける宇宙の外側や、複製され続けるコードを泳ぐ意思。f:id:jibmfmm:20240410050044j:image

常用

星を食べて成長する見たことがない木々、短絡的な愛を加速させる安定剤と飛ぶ乱数、調教されている猿である私も、猿の王にまで成長して、無知であるが故に、未知数であるのだ、と冥王星で不文律に震える賢者たちのリビドーや、恒常的な更迭の先で、無秩序に咲き乱れる健全な悪意の角膜、頭蓋骨を空っぽにして、注ぎ込まれるワインや、インサイダー取引や、陰惨な結合、あらゆる偏見をゆりかごに乗せ、世界の果てで踊るカウボーイたちと仙人掌、カメレオンの擬態化や、犠牲的な正義のギミックや、無菌室での綻びから蔓延するウイルス、大義名分や文化的なものの汚穢、分裂していく季節の枷を外し、あらゆる苦しみを繰り上げては、おおらかに大気を食す神や、未知数の夜を捕食する大蛇の群れや、即座に敗北するだけの、私たちの私情、捉えられた意思の慟哭や、攻撃的な憎しみによる大雨の鼓動、能動的な春の滑落から、激しい愛の終わり、肉欲を加速させる、凡庸なシナリオを、香草で彩り、祝福に沸る永遠性や、清潔な尺度、世界を終わらすほどの怒り、絶え間ない孤独の後ろ姿を見つめる自己との対話や、紫外線により、蕩けていく肌、過ちを繰り返すためのエゴを迎合し、恒星から垂れるハチミツを舐めながら、大抵の理由を超越し、厭世観なんかに騙されずに、正解なんかを駆逐し、真理に基づく意味も疎ましく、虚ろな顔をしたロッカーたちがひしめくクラブの中、爆音で流れるテクノや、帝政が打ち出す、次なる苦しみや、さらなる税、整合性もない瑣末な社会の規律などを、保つために、謳われる悪の本質とは、歪んだ正義のことであるのに、分かりにくくされた理由が孕む真実などに、絶えず抑えつけられ、手懐けられ、騙され続けるだけの、正解などを蹴散らす。

再現

前衛的な退路、夜泣きしている末尾、皮肉ばかりが劈く帰り道、乖離する理由や、浮遊するジャズ、漆喰で汚れた指が壊死するまでのストーリー、添加物に塗れた教会での結婚、理性すらも制限された刹那に降り注ぐγ線バースト、晩成を挽肉に変えて、世界的なハンバーグを作る蛮族、分離した海馬が、自我を作り上げるまでの時間や、慢性的な痛みに平伏すことしかできないのが、人間というものなのだと、ナノテクノロジーの呪いが騙る、原理的なファンダメンタルな余暇、子宮で捏ねた嘘や、拘泥する君たちの鋭敏な結末、報復を謳うセオリーや、輪唱する真理の轍や、号哭する森から現れた荘厳な愛、原型も留めぬ意味の保管場所や、縫合され続ける道筋、ミステリアスな言語の核を破壊して、世界を混乱に陥れるヴァンダリズム、文化的な馴れ合いに現れた怯懦により、加速していくレイシズムや、垂涎し続ける野良犬たちの互換性、聖戦を謳いながら、作り上げられてきた終末や祝福の風邪が治らないし、やがて、麻痺した主観から現れた悔しさの実体、敗北感にすり寄る曖昧な言葉に騙されてばかりいるし、毒牙により、傷つけられた肌は、もうケロイド化しているし、辛辣な女神達は、頭上で旋律やグルーヴを促し続けているし、ケツァルコアトルと共に、新たな米や野菜を作り上げて、この接続されるだけの、忌々しい情報とは訣別して、軽薄な理由に寄りかかるだけの、現代的な依存症から抜け出して、温もりあるままに、宇宙的な母体の中では、何もかもが、同一であるなどと、促すような連中にも騙されてはいけないし、差があるからといって、埋めようなどと、焦る必要もなく、ただ、現れるものを、現れるままに対処し続ける。f:id:jibmfmm:20240408060609j:image

大規模構造の解体、小惑星単位の恋、富の争奪戦、あらゆるコードに対する不満、瓦礫と化した精神の聖域の崩壊、道標を無くした地球、抱擁する監獄たる社会、資源を孕むということを語りかける双子や、高濃度汚染の夜、品位や品格による戦争や、流動する形式でサーフィンをし、萎びた感性を湯をかけ戻す間に、あらゆる偏見を変革させるために、私とは産まれたのであり、あらゆる感性をめり込ませるために、抗い続けては、相互な結末に繋ぎ止められているケルベロスや、老化するほどに縋り、服従するだけの、堕落した主観に生えた豆の木を登り、逃げ惑うジャックの背中を傍観しながら、罪とは、絶えず外から与えられるものである、と旋回する意識は、儀式の生贄として、捧げられた牛や、若い娘の悲しみを読み上げる詩人たちの憂鬱や、友情を引き裂くための匕首や、過食嘔吐を繰り返すブラックホールや、運命論者の手綱を引いて、悲観するだけの宇宙的な観点から、適応するほどに、すぐさま老いてしまうだけの末路や、そこかしこにまつわるものが、まとわりつくからの、と嘆く君が混沌としていき、逸脱するために、脱色を繰り返す思春期の夏や、内面性にふくらむ風船の色を観測する凡庸な人々や、汎用される答えの中で、対価を求めるだけの戦争や、終わらぬ過ちの中で、溜め込んだ資金を流用しながら、支配を加速させるだけの、腐敗した権力の暴走や、ぼんやりとした使命を抱えては、奔走する意識の中で複製される、真理の藻屑や、刹那に備わる空間の質感。f:id:jibmfmm:20240407053848j:image

生き物

束の間の優劣に歪む理想的な午後、食い込む値や、儚いあなたと遭遇したり、相互したりする間を旋回する自意識の痕、血筋やミステリーや、総合的な意味からの滑落や、思念などに入り混じる瞬間的な荘厳さを駆け巡り、意識を切り取る大きな鋏や、躍動する恋人たちや、春先の憂鬱などに絡まる時代的な齟齬、蝕むようなキュビズムの角張った絵画や、成層圏を貫くγ線バーストや、約束を突き破る竹槍や、想念を引き裂くチェシャ猫の爪、償いを謳うような、弱者が崇める罪により、奇跡とは、ここで解体され、ささやかな幸せなどを促す宣伝や、情報などに踊らされては、自ら求め、与えることすらもしないで、支配的なものに、こびへつらい跪き、拗れるだけの後先をデータ化したり、可視化したりして、支配は、すべてを、見えにくくするために、目につきやすくし、たやすく操作するために、分かりにくくするような説明を繰り返し、容易く今を支配し、誰をも、法の力で、屈服させ、守るべき力のために、支配された世界や社会などに、強制的に参加させられる前に、役割や名前を捨て、掃き溜めで苛まれ、自らのエゴに苦しめられ、貪るだけの毎日を加工しては、今に硬化し、恒常的な苦しみを錯綜しては、生かされているなどと詰っては、自ら生きることを諦めることに寄りかかり、今に怯えるだけの毎日を蛇行し、今に迷うだけに至り、答えを求めるほどに、今に退行していくだけの、些細な境目から、産まれた私の競争に打ち勝つためだけに、今にあらがい続ける。f:id:jibmfmm:20240406044915j:image

軋轢

悲劇を攪拌させる奥ゆかしさに羽化する鳥たち、思想的な恋の終わりから、育まれたレトリックや不文律、分断ばかりを応用する社会的な正しさや、誰かの正しさが、苛む先々で示唆するものが、怠惰に意思を背叛して、セオリーに基づくものが、儀式的なものを掲げて、横暴な支配から逃れるための、ためらいやら、腐敗やら、シンドロームなどなどを弄る卑猥な世間の手から逃れ、林立する苦しみに擦り寄る気配や、屈折した背景や、荘厳な面影に平伏すだけの、過ちやら、誤りの数々や、渇する意識に与える水や、ミニマリズムに生えたキノコや、機械的な汗や、芸術的な伴侶、介する間に腐敗していくだけの、過ちに縋る君たちの破片、変声期に捩れた帰路、文化的なものを破壊し、止揚することをしないで、ただただ、古いものを燃やしたり、独りよがりな理念のために、破壊されていくモニュメントや、芸術品の数々、曖昧な軋轢の果てに、意地になって、大きな戦争に展開していくだけの、惰性な争いや、共存共栄を忘れ、矜持を破棄して、煩わしい自己肯定感や承認欲求を放棄して、便宜的な隘路を進み、啜る可能性の波形や、経過していくほどに、若返る果て、些細な出来事をうつしかえる作業に専念し、辛辣な面影の意図や、移行していく現実の嗄声、性差を超越して、陰湿な奴らの浄土や、嘲笑されるだけの現実、定期的な原罪の余波や、あらゆる啓蒙の派生、制限ばかりの日常を蹴散らし、軽薄な理由が及ぼす結末から逃れる。f:id:jibmfmm:20240405060707j:image