昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-03-20から1日間の記事一覧

葛藤

私は私だけを信じているし、逸脱し続ける先に生み出される最たる意味だけが、今を緻密なものに変えるのだ、と妥当なものを引き出す安易な偏りから、自らとは閉め出され、今に孤立するだけに『終える』などと簡単に処理しては、終わりを謳うだけの閉塞感から…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 自由への重圧から逃れ、ここから生まれる可憐なものと仲良くし、クヨクヨせずに、現れるままを果てしなく包み込む余韻や、因果をはねのけ、自らに帰り着き、新たな意味をつかむまでの日々に幸などいらず、目的すらいらぬ、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 のっぺりとした生を登り、あらゆる退屈を背反し、ここに残るものなどは、今に孤立を生み、耐えられないような孤独への恐怖のウイルスを撒き散らし、今を乗り越えられずに、いたずらに今を消費し、苛立つだけに至る、まる

藝術的な焦燥感

静謐な予言を繰り返す鳥たちが描く時代的な憂鬱に偏執していくだけの抵抗を描く退嬰的な者として、何かの名残を安易に引き継ぐだけの幼い心に変化を求めるだけに怠惰な大人として偏執するだけの影を背負い、欺瞞を促し、偏向し続ける限りにたぎるものが、す…

凄艶な時

感知しないものなどは、 そこにある事すら理解できずに、 過ぎ去るだけに至り、 そこに現れる微細なものや、 認識を深めるほどに、 つかまつるものなどに、 捕まえられずに、 自ら選ぶものだけが、 真実へと至り、 その場で膠着せずに、 現れるものを、 現れ…