昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-10-15から1日間の記事一覧

詩的な跳躍

他人の身体を借りて、タダみたいな日々を歩く。むしばむ思いもやましいままに、しいたげられた思いを編み込む世界は、依然として無口なままだ。やせ細った犬が徘徊する野良道、空白のくしゃみを繰り返し、理屈をこねた飴玉を舐める少女は、資本主義の象徴み…

静謐な子

君が人であることの、 緩慢な作用をほどこし、 夜が並行世界を失い、 異世界へと逃げ込み、 編纂される命を睨みつけ、 ただ終わるための瞬間を 頼りなく佇んでいる。

既読無視されるべき私

ふざけて、くだけて、ぐるぐる回って、やり直して、曇天に包まれて、またぐるぐる回って、誰にも会わないで、あらゆる悲劇を通過して、劇的な飛躍を遂げて、トゲトゲしいままに、虐げられても、尖り倒すんが、私であるだと、ある妥当な一点から、すべては黒…