昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

夜に遭遇するもの

思い出の中で死んだ者の墓を掘り返すような孤立した夜に、毒蛾が街灯にバチバチあたる音が木霊し、散漫な意識を刈り取る暗がりでチラつく幻影と対比されるだけの価値が、多目的にうごめき、なにかと合致するために、絶え間ないエモーションを引き連れ、自ら…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 希望にすら疲れ果て、すりよるものの、重々しさに嫌気がさし、合致するものの理不尽さをあがめるような輩が贖うもののやかましさ、まる

電脳

眠れないほどの闇を作り出す装置や、悔悟をため込むための身体をフラクタルにするために、何度も分裂し続ける存在を捨てた機械の身体を措置し、配備される間にもとづくエゴをかき消すための洗脳を続け、大脳皮質を切り取るレーザーや、短絡的な同期を終え、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 瞬間とはその場で裂け、どこにも帰路をむすばずに、無数に現れる創造的な転換や、相似するだけの瞬間を破壊し、蔓延る物事に反し、関する間もなく、瞬間とは、終わるために現れるのではなく、ただただ続くためだけにつながる、ま…

隆盛

荒んでも尚、 たわわな苦難の道を するすると すりぬけ、 戻るも地獄と けなす輩を蹴飛ばし、 さわやかに飛び越える。

電脳化

眠れないほどの闇を作り出す装置や、悔悟をため込むための身体をフラクタルにするために、何度も分裂し続ける存在を捨てた機械の身体を措置し、配備される間にもとづくエゴをかき消すための洗脳を続け、大脳皮質を切り取るレーザーや、短絡的な同期を終え、…

目だけで愛を 語るようにまでなって、 なつく瞬間は、 永遠にまで敷衍し、 愛は収まらずに、 延々と増幅する。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 行為は絶えず模倣され、同じものの繰り返しの中で物物しく変化する全容から、要する間に均衡も保てずに自壊するのが、この世界であるし、外からの影響により、簡単に終わりを迎えるような幼稚なたくらみが仕向けるような主たるも…

権力の終わりを蹴り上げる衝動性

恋の麗しい香りを堪能し、脳内で旋律をたくわえ、新たな音に昇華する瞬間に、死とは、乗り越えられるためにそなわる恐怖にしか過ぎない、と短絡的に同化していく私は、何かの影であるし、日常に備わるものを飛び越えるために与えられるものから離れ、退廃的…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 想像できるものとは、すべて可能なものであり、あらゆる範囲をひろげ、飛び越える瞬間に確かな愛が循環し、言葉ももたずに、可能性だけをひろげる、まる

権限を蹴り上げる

恋の麗しい香りを堪能し、脳内で旋律をたくわえ、新たな音に昇華する瞬間に、死とは、乗り越えられるためにそなわる恐怖にしか過ぎない、と短絡的に同化していく私は、何かの影であるし、日常に備わるものを飛び越えるために与えられるものから離れ、退廃的…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 忘れていた感じを呼び覚ますよりも、過去なんて思い返す暇すらもないから、やすらぎを謳い、安い涙を誘うよりも、より強靭にてきとうに仰ぎ、てきとうにうちまくる、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしのはなしをしよう。 空の間に現れた世界を復元し、誰が救うとかは、どうでもいいから、ひたすらに良いものを謳うよりも、誰もが適度にてきとうでいて、何かを保とうなどとは思わずに、なあなあでよい、まる

またね、また会えたらね

あんたの家が 壊れる音が、 たんたんと続き、 借りものの身体を、 簡単に売買し、 世界とバイバイするまで、 誰も助け合わずに、 合わさることもなく、 続くこともなく、 ただ短絡的な戦争が、 脈略もなく、 くだらないままに 切り裂く。

新しい朝

夜霧にぬれる瞬間的な鼓動を消費しながら、しなびた夜にひからびた感情が入り浸るだけの孤独などは、瞬時に創造性に昇華させ、詩的に純化させるようなシステムの後と、切れ端を集めるだけの彼女たちの虚空に入り交じる空間から疎外され、永遠性の孤独がちり…

新しい朝

夜霧にぬれる瞬間的な鼓動を消費しながら、しなびた夜にひからびた感情が入り浸るだけの孤独などは、瞬時に創造性に昇華させ、詩的に純化させるようなシステムの後と、切れ端を集めるだけの彼女たちの虚空に入り交じる空間から疎外され、永遠性の孤独がちり…

いいかげん

廃棄処分にされた闇にたむろする銀河の色、独白する言葉の中心をまさぐる果てない私欲と印象に統合されるための快楽の音、陰湿な正否をとがめるための場面を旋回する意識的な定点から、感傷に帰還するコードを発するだけの彼や彼女たちのジオラマのドラマや…

終わり

昼と夜がとけあって まどろみ、 ゆがんだ思いが、 がんじがらめになる前に 消え去る。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこで継続されるものが、緩慢な卑猥さをねじこみ、今を徒らに消費する、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 継続する意味にすら不潔にかんじる純潔な孤独を反らすほどのほころび、まる

普通というものを狂信的に崇める者共

廃棄処分にされた闇にたむろする銀河の色、独白する言葉の中心をまさぐる果てない私欲と印象に統合されるための快楽の音、陰湿な正否をとがめるための場面を旋回する意識的な定点から、感傷に帰還するコードを発するだけの彼や彼女たちのジオラマのドラマや…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 まじわる先で始まる愛や、逃した君も、つまらぬ意味につまずいて、出来合いのものや、デタラメなものを寄せ集め、何かを憎んでいく、まる

弁証法

同調するほどに 同情的な街は、 痛みを理解しているようで、 介するほどに理解とはほど遠くなり、 担う痛みとは似合わないものであるし、 あらゆる意味を笑い飛ばすように 逃げ惑うような軽やかさをたずさえ、 一過性のものに巻き込まれるよりも、 些細な痛…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 鷲掴みにされた思いをさらばえ、延々と演繹し、たしなめる思いが飛び立つ純粋さが試練を乗り越えていく、まる

野性

骸みたいに歩く人の群れ。報う価値を無くしてさまよう骸たちは、立場を逆算しながら、仰ぐ日々に情念を損ない散じていく意識や、景色を形式的なものに変え、現実性が汲み取る制度の異物感を押さえ込むために泥酔してごまかす市街戦から、感嘆をうながすだけ…

犠牲的な春

たかまるおもいに嵌まり込む君が還元するための世界を想定し、何かを救うために、やかましくやましい神を設立し、摂理を謳いながら、魯鈍な者に変化し、晦渋なロジックにかくされた正確性のかさぶたを剥がし、はびこる悪意がバビロンを覆い、応じる答えが抑…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 あざとく笑う人々の群れ、むくんだ身体を引きずり、めくるめく快楽に身をあずけ、定まらぬ思いに這いずりながら、軌跡をふみにじる、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 今にも裁きを受けるべきだ、とつきまとう闇夜を徘徊する銀河に、想定されるままにまつわり、混ざり合い溶け合う瞬間にあびる物語、まる

群れ

どこに飛ぶでもなく、 背骨の折れ曲がった鳥たち、 リズム感あふれ、 途端に記録を飛び越え、 延々と演じるだけの人々。

犠牲的な春

たかまるおもいに嵌まり込む君が還元するための世界を想定し、何かを救うために、やかましくやましい神を設立し、摂理を謳いながら、魯鈍な者に変化し、晦渋なロジックにかくされた正確性のかさぶたを剥がし、はびこる悪意がバビロンを覆い、応じる答えが抑…