2019-07-18から1日間の記事一覧
重力にすら反し、すらすらとうそぶくラストシーン、 イザナミとの恋愛を終え、藝術的な想起から、散漫な原理に運動的な何かを打ち付けるための愛が跛行し、半分の情況に陥るだけの闇との成熟した関係から、経過していくものが打ち出す汚穢などにひれ伏すより…
彼らは自らの意思によって、確実な死に至り、彼女たちは、自らの執拗な欲望によって、自らに病を課せ、過ちを増加させる。
君の気まぐれも、 誰かを傷つけ、 即座に腫らす心は、 どこに行き着くわけでもなく、 空白を埋めるためだけに、 さまよう。
通貨や貨幣よりも 心地よい愛よ、 いいわけもなく、 良いわけもなく、 わけへだてもなく、 わだかまりもなく、 くたびれた宇宙の底で、 筋書きもなく、 その先も端もなく 君の心音と沈む。