昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-10-26から1日間の記事一覧

受精

朴訥な思い出をバクバク食べて、純粋無垢に笑って泣いて、花咲いて、再会して、最愛の日々およいで、わずらわしい真理なんか捨てて、チクチク痛む心がチクタクひびいて、貧寒な儀式を続ける恋人たちの横通り過ぎて、消え行く思いが蓄積する化膿した心でバシ…

悠揚

枢要な記憶を食べ尽くすバグ。乳歯からあふれる伝達、信号を点滅させる余韻を通り抜け、憎しみを敷衍させる肯定的な独裁から、林立していく因果やらな混ざり合い、マップを燃やして、インタラクティブな子宮から放たれる文字はロジックを捨て、自動手記や、…

チクチク痛む

毛布にくるまって、空間を支配する寒さなんかを調べながら、何万回も現れ敷衍する意識的な膨張こそが、すべての始まりなのではないかと、デリカシーもなく支配的で、あらゆる空腹を埋めるための無知な闘争から逃げ出した二人は、複雑化した愛を表現するため…

逃避行

高揚する言葉が 前に進めとうたう たゆたう記憶が 報うよりも早く 逃げまどえと閉じる。

擦り寄る

蓋然的な敵意がせまるセンチメンタルな夕餉、飼育された観念が絶えず敵意を運び、怠慢な思念が進路や真理をうたいながら、妨害する余韻に反し、自らが選んだものを愛する。

関する

機械的な議会ではせわしない戦争ムードやなって、のんきに語りながら、ただ与えられるもんなんかを捨て去って、自らが見つけるもんだけを愛する。

印象

誰も信じるなと泡沫にゆれる木々。歓喜にゆらぐ瞬間が循環し、期待感を孕んで、懶惰な所以をつむぐ理想は、意味に隔てられずに、ずっと続く先々で思いは氾濫し、はびこる愛は答えにもつれながら、なだらかな帰り道をリリカルに操作し、永遠にむすばれる果て…