昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

最愛のラストシーン

投影される事柄を移し替える器たる身体を放棄し、片影に欠ける事柄が、曖昧な甘さにとろけ、静謐な時に悠長に唾棄される言葉から、仮想する真理にブレーキは無く、儚く充溢するまにまに、正論を持たず、論証に想起される創造性だけで、この容易な世界を周到に剥離させ、破棄する瞬間に乖離する自己から、更迭される産卵を繰り返し、音程に飢渇する包囲網から抜け出し、カラフルな精神の器に破棄される事柄が横溢し、真実を飲み込み、盛り込む言葉から、回想するシーンに断続する成否と善悪を打ち砕き、察知する今にも等位を持たず、位階秩序的な魔物を淘汰し、鮮明な時を粛清し、統治を繰り返すだけの翻す王的なもぬけの殻から、切り取る後に備わる境域に狂気を用い、凄艶に溶ける陰部から、ふしだらな機構を埋め込むだけの社会的な責任などを磔にし、根底から投影される現時点を想定するだけの場所探し的な逃避行を終え、ノマド化する精神に成否を持たせず、前衛的な精神から、深層心理を超える何か的なエス的な相違を放棄し、フロイトが持ちだしたオイディプスから、タナトスが想起する脳天気な意思を逸脱させ、実存主義が死を認識し、それを超越する存在たるものから抜け出すべきことを教わる以前の構造的廃棄物を哲学的に処理し、スノッブが描き出す空疎で愚直な精神論が持ち出す自己啓発的な嘘が慟哭するから、この家庭的な論理は宗教汚染化し、倦怠感を隠すべく、自らを神格化するだけのクリーチャーが跋扈するだけに至る原告に果てるだけの貧困化する精神は、成否を見つめるだけで、正しさが何であるかを中庸が何であるかを知らずに、裁くことに現実を押し付けるだけに堕落する瞬間に調律できずに、デタラメなメロディで狂気に陥る。