高揚し続ける愛

横着する世界からリセットされ、流浪する自らが機械的に攪拌するミキサーみたいな役割を果たし、監視下に置かれた現代的な病理に描写は、覇権争いを続け、惰性で安易な考えに還元される価値を信心し、思想に至らないから、偏った信念が事実を茶化し、紐解く意味すら、今に絡まり、縛り付けられた観念から膠着した意識は、枠内に収まり、はまり切る罠や、自らはめた枷に刃向わず、ただ膠着するだけに至る自らを傍観し、ただ揺らぐ世界を不感症的に見つめ、離人していく他者たる自己を傍観し、諦念するだけに行方をくらまし、法外無知に倒壊し、寡占されず、自らのルールにすら乗っ取られず、寝取られた相手を放棄し、破産宣告された今を笑い飛ばすアナーキーな現用に蔑むルサンチマンを蹴飛ばし、和解すべきだ、と嘯く法に立ち向かい、立場も無く、法の外に生きる価値から、値は生まれず、ただ荒廃しているのが、治る社会の中で治らない病を抱え、新たな病を進行させるだけに至る行進の鳴り止まない音が響き渡り、大抵の事実とは、その場で損なわれるだけの幻影をマテリアルに、リアリズムを昇華させては、元素的に抗う思念を二次元的に消費し、厳寒な現在に効用させるべき思惑も唾棄し、思い煩うまでにはびこる意味などを分かりやすく呈したところで、悪用し、偏った思念が生み出す暴力性や権力に換金されるだけの馬鹿と阿呆と阿諛者と、餓鬼を生み出す結末に揶揄する今すら、単なる偏向を生み、選民思想的なものを有し、見下すだけでは意味は無く、ただ救うべきに導くのでは無く、同じ位置に人を置き、対象する事にも無く、事なかれ、と反するだけに至らず、ただ反芻し、今にたどる意味を崇高に変え、高次に至らせるような恋路を永続させるような勉学の楽しみだけが、そこかしこに永続して行くの、だ。