昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

更生される原野

絶えず私を押し流すものが迫り、解す意味も、不確かな今に交互し、折り重なる意味に度重なり、漂う隙間に有しては、ただあるがままに流れ、果てしがないから、端が無く、無くなるままに、無き後を追うようなものが、運命的な何かにぶつかり、絶えず導く時間にも、満ち引きがあり、具体的な何か、とは匂いも無く過ぎ去るものだ、と願いは、物陰に腰掛け、因果を傍観するに至る常時に誘引され、拘泥し尽くすだけに募る自らを有り余らせていくだけに満たない状態を、自らが受胎しては、開かれた心境に空疎な意味合いも不潔にスケッチされ、厭わぬからね、と拘う先々に帰任し、認識しては、認可する今にも攪拌する愛は、審美を携え、永遠に基礎を移し、ひたすらに自らにひたむきに至り、ただ体質的な愛を対象にし、惨憺たる容体に加速していく痛みを紐解き、あらゆる語源に膠着する立場などは、その場で緩慢にうつむきながら、はためく私情に状態を移し、陥落するだけの間違いに唾棄されるだけに至る状態に高揚しては、色合いを深める季節をたどり、ただある状態を飛び越え、今に至る軌跡を着せ替えていく逍遥し、昇華しては、昇天し尽きる事に永遠性を求める貪婪な快楽が、健気に隷属か、支配かを求め、配下にされるか、徘徊する今に長じる自己中心性を計り知れない痛みに投下する事に透徹し、さらなる真理を結ぶための消費に躊躇いながら、編み込む理由に高揚しては、証拠も残さずに超越すべく、偏る主義主張から離れ、ただ収容され、従うか、従わせるかに交わされる義務から超越していき、行き交う意味すら、塞ぎ込む時間に蕩け、熱情するままに、温もる今に確かめる必要も無く、揺らめく本質に乗り、不確かな何かを調合していく。