昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

全貌に解ける個体

哲学するほどに、自分という存在の矛盾に気付かされる。 深く胎内にまで同居する真実がうずくまりながら、産まれるまで奇跡をなでらかに掘削し、さらなる神秘や進化を永遠に加えながら、絡め取る隙間に迎合されず、行為に引き裂かれる行く末に住まいを移し、居残る者も、深々とした深淵で引き裂かれ、一切の過去は、成し遂げられるままに濾過され、自らの苦しみに沁み入り、去り行きながら、自らの経路は、何にも満たずに、満たされる事も無いから、苦しみにもがきながらも、孤立しても尚、苦しみに果てる事も無く、孤独を調理し、一切を創造に変え、全ては帰依すべく消え去るだけに唾棄され、可決する感覚に確かで鋭利な理念を捻転させ、捻出する先々に静かに纏わりながら、持たされる事にあらず、答えは瀕し、比する程に配されるだけに雑になり、塗り替えられる今にも代わる代わるひしめく愛から、貪婪で出来合いの物や、条件や情景に入り浸りながら、利己的にコアをすなどり、未熟なままに行きすぎる今にも、行きすぎた答えが、出すぎたままに、すがりつくだけに至り、入り浸る過去から枯渇するだけの生命に難点ばかりを突きつけ、測ることにだけで示される条件に正しさは無く、風化するだけの出来事がデカダンに成り代り、掛け替えが無い今に唸り、がなる隙間から強制的な排除により荒む命が寂しげに投下され、雲霧に帰依し、さらなる孤独の侘しさに濡れ、這い蹲る隙間から己の吐瀉物を啜るような生き方がさらなる荒んだ形に形骸化していき、栄枯盛衰していく翳りと光りから乱立する関係から経過は蠢き、徐々にきらめき、果てる先に行きすぎては、快活に鳴り響き、共鳴しては、慟哭する関係に反響し、行為はさらに高揚し、恋廃れては、侘しく募る本能を本質に還元するデータ化を終え、締結するまに、貞潔を守り、深まる今に奇跡を携えていく。