昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


経巡る記憶も青々と、新緑の今に関わり、成し遂げる後も、俯瞰にプカプカ泳ぎ、遊覧する記憶は、果てし無い意味を目指し、ただ記憶にかすむだけのことを頼りに、たちまちに消え入るだけの意味を今に重ねるとか、感傷的な夏に昇華する創造も、そぞろな今に反復し、重たく今に色合いを濃くする虚空が夏空に帰る、まる