昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


濡れたアスファルトが放つ熱気でふらふら夢見心地で、白昼夢たる今を遡り、熱暴走する先々が混沌に変わり、捏造される今に混淆する意識が向日葵や、泣き叫ぶ託児所や、走馬灯や、通り道を失い壊死する今にせせらぎ、シンクロする意志と音が融合し、トランス状態になり、ただ音が存在か、存在を伝えるのが、音たるわたしなのか、わからなくなる限りに空間や時間や距離は消え、次元を用いず、無すらも無くなるまでに、わたしは、わたしのままで、わたしであるの、だ、まる