2015-08-16 綴る悠遠 光りに包まれた部屋で君に抱かれ、 ここはぬくもりある母胎であり、 優しい風を促す世界から 独立した木陰であり、 時間や理解を持たない 独居した空間であり、 測ることを愚か、と捉え、 価値すらも湮滅し、 隠遁する君の中で、 神からも自立し、 永遠を忍ばせる愛だけが意味を運ぶ。 « 綴る悠遠 無に至る偏執 »