昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

綴る悠遠

光りに包まれた部屋で君に抱かれ、
ここはぬくもりある母胎であり、
優しい風を促す世界から
独立した木陰であり、
時間や理解を持たない
独居した空間であり、
測ることを愚か、と捉え、
価値すらも湮滅し、
隠遁する君の中で、
神からも自立し、
永遠を忍ばせる愛だけが意味を運ぶ。