2015-10-28 奪われる意識 空間的な区分を終え、 ただ配される愛から エクソダスし、演奏される差異から まとう人間的な暦から、 配される人間的な名前から、 私は奪われていくのだ、と 悲しみに暮れている、と 同じ顔をした人間たる者が迫り、 私が、私である事が間違いなのだ、と 言い出す始末に、 支配は、ここまで浸透し、 無神経に意識に入り込んでくる。