2015-12-24 星々も枯れる夜 力も無く浮遊する。 不要とされる喜びに点滅する 偶像や、昏倒していく意識に 現れる静寂の中のグルーヴや、 根底にひしめく憎しみばかりが、 ちりばめられてできた星空や、 堅持する痛みに誇示するだけの 理由を噛みしめる帰り道に、 みちみちと充填される喜びも遙か、 無知に逍遙し、 高揚感をたずさえ、 延々と創造的な至福によじれるだけに、 幸福論すら引き裂き、 自らの至福だけに嘆じる。