昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-06-12から1日間の記事一覧

いたわる愛

沈み込むしじまに折れ曲がる夕べが快楽をたずさえ、物事の段階をのぼり、回収される真理にもとづくセオリーを毒づきながら、戦列を離れ、なあなあな意味から放たれ、あなぐらに隠れ、明けない夜は無いのだ、と日めくり迫る憂鬱の心音や、現存に果てる至福の…

見捨てられた悲しみに

飛び立つ一瞬を見守る。沿い続ける感情も、利己的なものや、因果を捨て去り、銀河団を形成する夜空に純真無垢なものを伝え、掴む物事も、この場での一生を終え、永遠性へと帰還し、さらなる意味へと引き延ばされ、敷衍する意識は、静謐な予感を用い、モチー…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 すべてを掴み取るべく、司る意味を超越し、拙い思いを超越し、刹那にとどろく理由や、届かぬ思いが世代を超え、接続される理念を綴り、続く思いが、連綿たるものへと変わり、引き込む思いが、永遠を伝う、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 疎外される命がピコピコ電子音を鳴らし、カエルのテクノが流れる夜に腐敗していくだけの観念に反し、カタルシスを促す傀儡や、データ化され、快楽をうたうだけの欺瞞から、関与する間にでたらめな位置を用い、出来合の真実で固め…

つれづれ

ことあるごとに関係性を生み出す君は、 我が身を滅ぼそう、と放浪し、 縫合されよう、と結ばれる物事に、 運命などを謳い、 偽装されるだけの真実に、 競うだけの価値に打算されるだけの 始末に迫る飛沫や、 被害者意識が加速し、 自らに加工されるだけの ヒ…