昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

冬と恋

初恋が雪に変わり、
思いに溶け、

優劣つけるだけのスカイに
捨て去る思いも、

すかさず世界を含むだけに、
だんだんと迫る憂鬱に
返信するだけの言葉だけが、

頼りなの、とうながす君の声もとぼしく、
とぼとぼと帰る夜明けと
言い分けが混ざり、

あらゆる正解とリンクし、
思いの中枢に晴れ渡り、
いつかの悲しみも、
遠いお空と共に弔い消えゆくの、だ。