昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

完全性を求める夜が不潔な更新を続ける。単葉に落ちるしずくを眺め数億年が過ぎた辺りから、憶念が明記する自堕落な物語が固結し、暗澹とした不安を並べては、時間だけに置いていかれた苛烈な過去の身体だけが、コアを失い、その場でたたずみ、永遠に苦しんで居るかのように仕向けるような罪と罰こそが、屈折したものを生み出し、悲劇でも無いのに、あたかも生きることを悲劇のように言い放つ辺りから、病は生まれ、病と名付けることにより、その苦しみは繰り上げられ、今に苦しみを生み出すだけに見出す病が未来すらも奪う結果に至る、まる