昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

不満げな空が空白を埋めるように強制しているように見えるから、と目隠しして、身を隠し、日向から逃れ、遙か無知な夜へと記号を求め、安易な戦争へと至るだけの悲劇なんて、くそ食らえ、と空疎な余韻に浸るよりも、過去を引きずり、暗鬱な様子を高めるだけの憂鬱に支配されずに、高まる思いが高次に至るべく、今に昇華し続ける、まる