2016-05-17 端的 明日すら見えずに、 ひたすら緩慢に愛する時折に 刻む意味も、 ほとんど補填されるだけの 様相に気配を隠し、 攪拌される半径や、 星の思いを伝える 永遠に迫る期日や、 空間的な割合に消費されるだけの 最たる意味も、 最愛のものを喪失し、 齟齬する意識は、 ずれたままで おとずれる観念に成否を下す。