昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

さまたげ

いびつな物事を打ち出す
軽薄な原野に
痙攣していく位置的な
ものの影に
魯鈍なものが
どんどん迫り
狭い価値に
カタストロフを促し
カタトニーに至り
孤立していく精神の
傍観者として
主体を崇めるだけの
あいまいな神を超越し
今に至る奇跡を
自ら祝福する。