昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

うごめくモラルを食らうモグラたちが、モルタルの裏で眠る新月や、心理的な議案を逆算していく過程へと押し流され、手入れを加えられ、延々とむなしいものを育てるだけの惰性さに、性差を用い、判断を濁すだけに、退嬰的なものを重ね、懐疑的な日常は、誰をも怪しみ、恨むべきなのだ、と蔑むだけの、誰かもわからぬ言葉を信じる者こそ、いちばんの悪意を生む、まる