昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

浮揚


 君を呼ぶ声が、遠くで思いを忍ばせ、馳せる思いを昇華させ、ささやかなしあわせなどを流動させ、本質的にねじ曲がるだけに、対象を歪ませ、慢心へと誘い、漂う痛みへと散逸していくものが、風雅をたずさえ、鮮明な過去に酔いしれるだけの散漫な輩と対峙し、モラルが同化するだけに放たれる意思的な形式に迫るまがい物の感情や、憤懣をたずさえ、エゴイズムへと浸るだけの言動にひっつく加減が、冷厳さをたずさえ、シンドロームや、恫喝されるだけの景色や、緩慢な意識をたどるタオイズムや、体制的にこびりつく諦めのムードや、前衛的な意思を持たずに、ただ体現されるものへと去りゆく形状や、軽減されない痛みに内服されるものを誘引する何かの悲劇に乗じる運命的な加速から、懐疑的な日常に迫る慟哭や、動機を損ない、たじろぐ意識は、大義を失い、対価を求めるだけに、用いられる言動に支配され、理屈を捏ねるだけに願いは、舗装されずに、ガタガタの道を走り、破壊的な情事に世界は、滅びを謳いながら、たゆたう物語へと互いを咎める意志的なロジックに沿うように動くゾディアックや、レジスタンスや、乖離する心情と、コミュニストの群れが愚考を重ね、呼応するものを何でも平等へと巻き込み、森羅万象を打ち破る元凶や、攪拌される猜疑心へと至るだけに、訝るだけに浸る恒常的な痛みへと這いつくばる化身や、契機を重ね、かじかむ論理に敗北感を授けるだけのあいまいな答えに、マインドは支配され、毎日のデータを加速させるだけに、足かせをはめ込み、ステレオタイプな者を生み出すだけに至る普遍的な描写に迫る出来合のものへと加工される品位から、倫理とは、軋轢を自己に加え、自我を生み出し、たたずむ意識を解体するだけの病理へと加速し、すべてを病とあやまちで埋め尽くすだけに、償いを求め、デカダンへと加速し、緩衝すべき自己と自我との間に、愛などを用い、怠慢な毎日に激動を授けず、ただ苦悩を用い、高揚感すらも失い、義務的な要素や、供犠を重ね、ねじ込まれる死をも超えられずに、生きる事を動作として受け取るだけに、広義に解釈できずに、ただ狭い価値へとカタストロフを告げ、償いを求めるだけに、購い続ける意思は、自らの罪の意識に酔いしれるだけで、出来合のものを愛し、物質的な余裕を求め、価値へと沈み込み、時代へと乖離するだけに、理解を含まず、不満を忍ばせ、その場の雰囲気に生きたいと願うだけに、根絶やしにされる神経回路や、独善的な日常の独裁者として生きるだけに思考を権力だけで染め上げるだけの、退嬰的なメルヘンを徘徊する破壊的な魔女や、リソースを互換するだけに、競い続ける真理は、保たれる均衡を破棄するために、自らを水増しし、自らを崇める事で、枢要な事実を打ち破るような論理を手にし、抵抗すべく、すべてを述べられたものとして受け取るだけの体系的な権利に反し、自らが生み出す力に寄りかかるものを振り払い、悪意が充満し、充填するものも、本質を見失い、磨いてもとれない汚れを含んだ不具合から、喪失感を漂わせ、対比されるものへとおののき、演技を続けるだけの理想から、競う価値へと至らせる痛みに配備される悪趣味な記号へと仮想するだけの真偽にもとづくエゴから、永劫回帰していく先々に得るものも、用いられたものに過ぎない蠕動を繰り返し、大きな動きへと至らせるような毎日に、機械的な流儀が迫り、流動する意思は、虐げられるほどに、強度を増し、自らの力へと帰還し、関する間に浪費するだけの観念に、安寧なものを授け、哀感や、悪路をたずさえる心境や、蜃気楼を超え、心情に逃避していく物陰も、溌剌と帰結すべき場所すらも求めずに、崇高な意志をたずさえ、互いの力に反し、自らの意志だけが、異物感を取り除き、漂う力として、ただ互いを咎めずに、自由すらも求めぬ先に現れる幼稚な観念を退かせ、知る権利を用い、思考停止に至るだけに浸る意味へと加工されるギミックから、理想は、供給される罪へと分断される意思的な苦悩から、ノウハウを受け取るだけに、能動する事を忘れ、ただ受動的に行うだけに浸る原理にもとづくエゴへと加工された倫理を信仰し、信じ込んだ意味に混濁していく意思は、言い分けばかりを重ね、訝る先に用いる正義すらも損ない、逸脱するだけに浸る観念的な迎合から、経路を失い、快活な意志を持たずに、虐げられるだけに至る力は、汎用されるものを愛し、ただ憚るだけに至る諦めから、蔓延る悪意へとねじ込まれる痛みへと思考を死へと追いやるだけのギミックに緩慢な差異を用い、ただうそぶく真理を信仰し、それを愛し、敬い、うらやむ限りに、奪われる観念は、確かな自己を、利己的なものの支配に預けるだけの形へと、価値を損なうだけの普遍性に整合されるだけの、ろくでもないものに変えるだけに浸る不潔さに気が付かずに、なあなあになり、平衡を損ない、偏るだけの思想に陥るのだ、と。