昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ふれる

ビリビリに破られたカーテン
非力の君が示す破壊的な瞬間から、
シルトの山を登り、
触れる感情から、
あふれるみずみずしい思いが、
今の行いを昇華させ、
現れるジレンマに隔てられずに、
損なう限りに陰る主観も、
ただ触れるだけで、
ふてぶてしい君を許すように包む。