昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

疎ましい真理

ひとりの物音が、
永遠になびいて、
この場での孤独などは、
どこかおどけて、
片付かぬ思いや、
追いやられるだけに痛む思いや、
続ける限りに対立し、
理解を求めるほどに、
現実から乖離し、
社会と名付けられるものに、
すべてを奪われるような、
そのような感覚だけが、
意思を狂わせ、
自分が何者かで
あらなければならないという
強迫観念に苛まれる。