昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

均等な幸


 硬質な論理をたずさえ、転換するためのコードを掻き乱しながら、いっさいを突きぬける理想や、引き出す意味が蓄積し、追憶に比するだけの価値が均等さを謳いながら、奪い合うための価値が規制を伝え、追従するために従事する原野に規則などを打ち砕くために絶えず原罪を求めるための罪の意識が気負うためだけに意思を奪うだけの原料を混ぜ合わせ、典麗さにむすばれるために、この意思とは、意識的な過ちを遮断し、讒言に潜む報いや、無神経にからまり、関わり合うほどに補正され、補完されるだけの意味に惰性にからまり、過干渉する先々で最たる意味を報うための罪が重なり、関係性に制度を生み、今を不自由にすることにより、自由に従事し、充実感などを安易に謳いながら、束縛する現在に理性すらもなく、制される間に制限を生み出し、物事が均等なほどに奪い合いは激化し、競争をあおるために強制的にせまる謳い文句が、さらなる闘争を生み出し、せまる軋轢や、くたびれた価値を偽装し、確かな風景をにごらせ、敏感で幼稚な精神を絶えず生み出し、流動すべき理知は理屈にからまり、関わるほどに感性は破壊され、果たすべきものを謳い関連する理由にせまる比喩が、偽物の価値を謳いながら、自らを正当化し、制限を生み続ける先に算出されるものが謳う償いや、惨憺たるものに食い込み、滑落していくものが、安易に闇を創造し、想定されるものが、暗い闇に引き込まれ、卑近な例をたずさえ、世界を狭めるだけに至り、兌換された価値は、惰性に制され、性善説を謳いながら、確かさの足枷は、歩きにくさを生み出すよりも、歩くことの過ちなどを謳いながら、通過していく理想は、悲壮感にあふれ、暴かれる真実は、露骨な信心を派生させ、制されるための愛は、何かを配下にし、排斥されるだけであり、天に向けられる、転移していく痛みに屈折する影や、規制される気配や、緊縛された現在に、姿勢すらもなく、保つべき世界などを強調するほどに、世界とは施しを求め、強靭さをそこない、生じる痛みを所持するほどに増加する罪の意識を組み込まれ、食い込む痛みがフラクタルであるほどに、自らの中での闘争は激化する。理想とは絶えず同じような価値を破壊するために叢生し、散漫な儀式に超過していく意識も垂涎することだけしかできずに、出来合のものを措置しながら、あやつられ続ける意識は、現前に消費されるために生命を利用し、生産的なものだけを崇めることでしか、ここでの理想とは、理性すらも保てずに、奪い合うことだけに専念し、遷延していく劣等感や、そこであいまいに示唆するものが支配を加速させ、規範の者のように存在している者どもの卑屈な精算から、凄艶に消え去るあいまいな理想が規制する間に背反することもできずに、此処での差異とはコード化され、行動を統制され、正当性を謳うほどに正解とは、単なる過ちに変わるだけであり、理性を謳うほどに理性とは破壊され、はびこる悪意が配下に加わるだけの君が犠牲にした真実を崇めるためにねじ曲げられた真実をも正しさで矯正するほどに、正しさとは美しく偏向し、偏執するほどに自らの正しさを賛美し、狂気的に悟る間に排斥される真実も闇に飲み込まれ、犠牲にしてきたものが応じるものにおののきながら、気丈に支配され、芝居を続ける先々で対立は激化していく。枢要なものも死に絶え、心情を透過すべき言霊も思想により硬化し、狡猾な者だけが、この世界での勝者として、席を埋めるために死滅することばが伝えるもののほとんどがねじ曲がり、誤りに変わるころには、答えはロジカルなものであるべきだ、と対象に伝えるような存在が酔い痴れる意味に揺動される現在に道理などは死に絶え、内外で果てる理想は、規制され、制圧されるためだけに圧縮されたものが伝える片言の犠牲として、求められるための自由により利用され、理性を用いずに、ただ破壊するために快楽を加速させ、何かの傀儡として、誰かの意思をかいがいしくむさぼるためだけに対価を生み出し、加算される先で対立を深め、深まる痛みに狂死し、矯正されるほどに、正義という狂気に加工され、何かの正しさをもちいるほどにねじ曲がり、よどむだけの精神は、正否を用い、善悪を利用し、自らの調子を狂わすために総和を求め、同化するための道化として、道理を謳うほどに、補正されるための意味とは今に忌忌しいものを設立し、制限を生み出し、限界を謳いながら、転化していくものや、加算されるものにより慟哭し続ける。