反響し強度を増す遠吠え
感動的な思いと邂逅し、背反していく世界は、行方知らずの自分を何度も乖離させ、理解させることよりも、ここで織り込まれ、現れるものと生活を共にすべきだ、と強制されることが愛のように語られるから、気配を隠し、何もかも矛盾した後に相似するような世界などは、世界として認識される以前に、世界であるために保たれる秩序がもたらし培うものなどは、損得勘定や惰性でみちびかれることだけに現れるものから懸け離れていく自分と、そこに時運をかかげ、研ぎ澄ます感性も、関係性に制度を植え込まれ、奪われるだけの成徳からカタトニーに至るだけの自分との乖離を示すような値から、計算的に映じるものが、ここでの存在と世界との距離を測る物差しである、と語られる正解に反し、関するほどにアナーキーになる思いは、秩序に反し、風景に関するよりも、ここで存在として閉め出されることによろこびを感じ、孤立しても尚、動機とは永久にまざりあうこともなければ、ここで果たされるための義務などは愚行を重ねるだけだし、出し抜けることばかりを求めるだけの狩人どもがシンクロを求め、ひずむ大地から借り物の身体にダンサブルなビートを挟み込んだ混濁のサンドウィッチや、退廃的な運動へと偏りを示す暴力的な利得を謳うだけの独善的な主観が打ち出すプロパガンダに支配されたがんじがらめの精神が謳う思想などは、美徳などを保つことだけに専念し、洗練することを忘れ、暴力革命や、崇める対象などを求めるから、退廃するだけに至り、受精するものも、産み落とされる以前に自らの内部を食い荒らし、改めるよりも、あらゆる権化を生み出し、攻撃的に至るほどに浸る意味に悲観するだけの政治性などは、制度の中で付着するものを扶養しながら、自らの罪を改めるような嘘をたくわえ、シリアスそうに嘲笑する裏側で果たされるための罪を孕んで、懶惰な者を演じながら、物質的な空間に仮想で生まれた出来事を消費するための争いが綴る意識的な改革などはクソみたいだし、惰性で生み出される獣の流儀から、重ねられた意識的な罪などは、消費的なものを許さない、という幻想を蓄えたルサンチマンどもの卑屈な精神が、数多の罪を引き出し、あらゆる意味に罪をかぶせることで、自らの惨めさを昇華させるほどに還元されるものが価値を生み出し、見出すものすべては、価値が生まれた後には退廃するのみであるし、あらゆる根源とは、攻撃的であるし、そこで線引きされ、領土を生み出した途端に不自由になるから、私は、私を閉じ込める殻を自らで作り、何かにひとくくりにされる前にさかのぼるだけの過去の幼稚なギミックから抜けだし、陰惨なテクノロジーが打ち込みで作るテクノを的確に踊るような軽薄な残骸を集めた街に引き返すための卑近な理由などから背反し、関する間に邪推するための幼稚なたくらみや、互い違いに錯誤するほどに幽霊と化する存在は、自らを着せ替えるための身体を求め、さまようほどに自らを構築させているものなどは、ほとんど与えられた家畜的なまやかしを引きずった実体もないような価値に過ぎず、そこで償いを求めることなどは空疎なものであるし、そこで模倣され、モデルにされるものなどは虚栄をかかえこんだ混沌とした理論をあたかも整然としたもののようにうそぶくような連中が独占する資本に向けられた恨み辛みなどが魑魅魍魎に変わり、今に変動していく意識は、何かと同化することだけを求め、自らを擁立できずに、転換されるままにままならぬ自分は、正常とされるものに統合され、統制されることだけが正義であり、正解であり、世界を保つものであり、すべてを司る秩序など、とうながすほどに独裁的な主観は、たたずむ自己にけりを付けるために司る幼稚な要理は、理由を求めることだけに専念する。蘇生されるまやかしに阻まれる精神は、拒む理由だけを求め、せめぎ合う意識と対立を続け、自らを暴走させる威信と、陰鬱な衝動な修正し続ける義務的なまやかしとの間で対立を続け、そこで終わらぬ闘争から、機械的なままに自立できずに、操作されるよろこびに耽る自慰的な根幹が謳い出す本質などが真実のように語られ、或いは、真理のように崇められた途端に文明とは補完されるために崩壊を謳い、解放を謳い、独占するための権利を主張し、何かを求めることだけが正義として崇められ、そこで求める者すべては悪と成すような間柄に現れる憎悪だけが強制的な対立を生み出し、軋轢は現れ続け、そこで反するほどに関する意味との間に生まれる罪を背負おうための義務を謳うギミックを破壊できずに、真実を述べる者から順に屠られるような過ちを乗り越えた辺りから、人間から脱し、はじめて自分に戻り着く。