昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-04-30から1日間の記事一覧

強度を増す思い

感動的な思いと邂逅し、背反していく世界は、行方知らずの自分を何度も乖離させ、理解させることよりも、ここで織り込まれ、現れるものと生活を共にすべきだ、と強制されることが愛のように語られるから、気配を隠し、何もかも矛盾した後に相似するような世…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 心臓の鼓動のような重低音を聞き、堅実な海辺で同化していく同じ呼吸にとかされていく瞬間におちいり、殲滅されるこころとからだを磔にするための規律からはなたれ、十全としたものなどは、ここでは何の役にもたたずに、立場を用…

論理からの飛躍

接続される観念が捻出し続けるものが気だるく散漫な儀式をたずさえ、整然とした空間にたたずむいっさいが起源を超えて、短絡的な同化を終えるだけの風景に継続していくものが飛躍を続け、途端にひずむ時間との対立を深め、空疎な時間に卑劣な風が迫り、すべ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこかしこで止揚し続けるものが憐憫をも超えて、神に愛されているが故に、深淵にまで入り込み、背徳をも超えて、こしらえられた罪の犠牲として生きるよりも、ここで生かされているからとうながすような驕りをも超える、まる

高尚

貪婪に惑星を食して、 希望だけが膨脹し、 あらたな宇宙を創造し、 刹那にとどろくことばに 置いて行かれた君は、 ここでしかないものなどは、 ここにしかないものにとどまり、 ただ短絡的に 消費されるだけのものに気付く。