2019-03-22 離床 思いを深める作業、 詐取にゆれる花、 儚い会話と、 朧気な月日、 永遠はその場にころがり、 仮の自分を成形するために、 他社の体を借りて、 あたかも自分が あるような気分でいるから、 それは受動的で 便利な体であって、 単なる道具ってことに 気づかずに過ごす日々とは、 ただ飢えるだけで、 植え付けられるだけの、 空っぽなままの人形である。 ひとりでいるってことは、 愛を深める作業なんだよ。