昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

空腹

どこにもつなぎ目なんてなくて、幼稚な残虐性にふるえ、腰掛ける意味も、互い違いになりながら、塗り替えられるジレンマが、窓を破るような思春期の衝動性へと同化するような、共依存的な朝にかくれて、脱ぎ捨てた意思も老人になり、探し続けてもなお、若いままの自分が最高だからって、陰口に増え続ける泥だらけの顔や、悔悟の香り、甘い外、羞恥にふるえる傍観者の悪夢、まじわる先で終わる式や、空間的な瞳孔をつらぬく光、太陽は寝室で、自らの終わりを暴走させ、まだ夏をだらだらと復唱してる蝉の言い訳を聞いて、ごまかしてばかりの楽観的なカーペットに乗り、天体を旅して、また借りしている明日や、悠揚と沁み入るあでやかな補完や、身体から離れ、対比されるだけの回数券を買い、怠惰な存在が、未だに雨にぬれ、のらりくらりと風邪をひいて、貧寒な夢の途中で、中庸を保つだなんて、短絡的な考えに支配されてるから、身体を交換して、新しい憎しみを増やして、疲憊し続ける先に、僕らは懐疑的になりさがり、見つける今すら、不満に変わり、不安を操作し、背負うようなギミックから抜け出せずに、惰性でうごめく情報のアニマルたちが、機械的なコミューンを生み出しては、複製されるだけの存在を、惰性に継続していくんだ。