昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

果敢

刹那に続くかゆみみたいな恋、短絡的な足指の奇跡的な能動性、伝達していく思いが募らせる枢要な交換、軽薄な街で色素を失い、透明人間として生きる君が制圧され、井蛙な人々の墓を荒らす姿を傍観し、膨張する宇宙の中で、なぜにもこんな退屈や困難などを自らが作り出し、つたない思いを継続しながら、森羅万象に屈従し、時間や空間なんかに妨げられなければいけないのかを理解できないから、出来合いの真実に屠られる前に、報復をうたう原始的な信仰の供儀として、奉るためだけに、この魂を捧げなければいけないということに反し、かかずらう意識が、形式的なものの奴隷として、世界にひっぱられるほどに、卑近な例を継続し、用いられる普遍性により、制度なんかに膠着し、滞るだけに至るようなイメージが断続し、私の邪魔をする者を、自らが作り出すかぎり、この苦しみとは継続されるのであり、私を邪魔するのは、私以外にはあり得ず、あらゆる意味に屠られながら、眺める年月がアンニュイな感じを形成しながら、背く間にひれ伏すことは愚かであることを知り、この命の意味を見出すのは、誰にも従わず、従えずに、交換されるための未熟な命が措置する答えに引きずられずに、自らが打ち出し、生み出す答えだけが、提要する式なんかを打ち砕いて、打算的な奴らが気配を現し、退廃的なものを生み出し、駆逐しようとせまる最低な契約を結ばすに、報うためにこの命は儚く引きずられるわけにはいかず、愛するために、なにかを憎むためではなく、ただ愛するが故に、敵を妄想し、自らを苦しめるわけにはいかないの、だ。