昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-10-26から1日間の記事一覧

おぞましい魔法

濃淡な霧の彼方、厳寒なひとときにせまる幽遠な鼓動、犠牲的な派生を取り出す匕首が制限を切り取り、永遠性を生み出すだけの儚い衝動性や、有限な時折にひずむ浪費的な資本制の闇、油然とわく本質的なものを嚮導するためだけに、このいのちとはためらいもな…

冬支度

顔もカサカサなって、 冬もチクチク、 肌にアンニュイ、 りんりん虫鳴き、 腹の音がぐーぐー。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 背景に攪拌される起因や、緩慢に措置される夕焼けにひずむ僕らの影を踏む夜の足跡が憎いのだと、妥当な位置で淘汰されるべく、僕らはいっさいの闇を捕食するのだと、加算される夜に原理も消え去り、ここでの価値とは家畜が用いた…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 どこにも差はなくて、探しても見つからんもんばっかりを寄せ集め、揺動され、動向すら見失い、散り際も、チリチリと刹那に消え、愛しくまとまる瞬間を抱きしめる、まる

関与

カタルシスに至るために発せられる言語や、公約を打ち出すだけのゲノムや、短絡的な同意を求めるだけの簡易な商法などに騙されるだけの連綿としていく枢要な命たるもののを説き明かすための、摂理などを打ち砕きながら、唾棄するものなどは、長らくの冷めた…