昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

接続

脳内を循環するイデオロギーに侵される以前に、コピペして、偏向するだけの君の理想を駆逐して、チクチク痛む胸に集約される悪意みたいなものが、この世界を成立させて、あたかも正しいように振る舞いながら、舞い込む偶然の幸運や、偶像崇拝なんかにゆらぐだけの意図や意思や、不遇や卑屈なんかに歪んでいく理想は、理性を喪失して、定めなんかに引き裂かれていく意思は、何が正しいかを求める限りに陰り、混沌に支配されて、今に屈従していくような道理を崇め、酩酊し続けるだけの干渉から、管理されるほどに増していく快楽の虜になり、自由に蝕まれ、自由を求めるがあまりに闘争へと浸る思いが悲観するだけの日々から脱兎する。原型を持たぬ政治的なプロセス、プロパガンダが鳴り止まぬ原理的な世界。飼いならされた意味に背反し、はびこる悪意を吸い尽くしたバビロンの窮屈さから抜け出す。願い事も届かぬ黒い空。肥大化するキノコ雲と、根絶やしにされた森。数多の動物と悲観的な論理が観点を結び、数学的に減らされた精神的なものから、毎日に攻め入る兵士たちの狂気の境域に孕むものが形成するものにより、世界は更に歪んでいくのだと謳う権力的なものにより、更に意識するものは歪んでいき、今に強請るだけになる民衆が謳う正義により、もっとも世界とは醜いものに変わる。被害者意識を加速させるだけの世界性を破棄して、あらゆる正しさを謳うだけのジレンマから飛び立ち、退廃的な呪詛を続けるだけの呪術師たる影たちの卑劣な構造を叩き割り、互いを苦しめるためだけに、交わるだけの人々の策略には耳を貸さぬ。