昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

澱んだ狂気

永遠に潜む抵抗のかけら、寄せ集めの感情が、ブラックホールに吸い込まれ、粉塵と化した身体を傍観する、ニセモノの感受性に支配された超自我の中、加速していく答えに補填される道理や、理解を超越した先に現れる超然とした模様や、有する価値を飛び越える先々に現れる面影、かけがえのないものは、すぐさま消え去るだけだし、惰性で引き延ばした一瞬が、今に君を飲み込んで、混濁していくだけに至るような怠惰な後先、からまる無垢な動機が、無限などを謳い、定理や論理を破壊するころ、ことごとくは、観念が生み出したエゴによる映像を、絶えず垂れ流し、あたかも、そこに存在するかのように自らが仕向け、そのあたりに備わるものだけが、絶対的であるなどと、打ち出された答えに反逆し、はびこる正義は、体制的な迎合を行い、自らの保身のためだけに加担する正義の奴隷として、あらゆる犠牲を孕んでいく世界の中で、過信ばかりを続けては、進化することもなく、そこかしこに現れる屈折した思いを加速させ、成否なんかを用いる凡庸な働きにより、駆逐されるだけに至るまでの軌跡や、空疎な自己が打ち出す理念が、ルサンチマンを抱え、更なる悲劇を次々と生み出していく。定めもなく、分断していく領域、厭世観を運ぶ脳内でのランチタイムを終え、形成されるものが、構築していく理由なんてものに意思を奪われないで、まやかしに騙される前に、前のめりで、今の状況を打破していく。