昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

教唆

正義の犠牲になり、馴れ合うばかりの人々の墓地を進み、ひたすらに我儘なのが、生きるというやつなのだと、何事にもひれ伏さずに、のうのうと生まれては消えるという、凡庸さに破裂した人工衛星や、旧約聖書や、くたびれた互換性や契約書の数々、ジレンマばかりが肥大化する日曜日では、すれ違う人の顔は忘れてしまうし、確かさを盾にして、否定してばかりいるような輩が謳うパワーバランスや、罵声が飛び交う代償ばかりを求める過ちの街では、ニヒリズムが、理性もなく侵攻しては、土地を奪ったり、憎しみあったりして、がんじがらめになる意図や、履き違える意味が、苦痛などを訴えては、手懐けられるだけの思いも、すぐさま麻痺して、真理なんかを追い求める君たちのまやかしや、傀儡として生きるより、流行り廃りばかりの、退廃的な面影に迫る背徳の仮数や、虚像ばかりの世界が吐き出す過ちや、曖昧な今に陥る幼稚さや、詐称を繰り返し、誰もが、自分を騙してばかりいる焦りの中で、悲嘆に暮れる君たちの世界と呼ばれている世界の欠陥品としての君の密度、逍遥する頭の中ですれ違うことごとくに陶酔しては、緻密な意味の中で、定めもなく、もがくばかりで、何の正しさにも至ることなく、ただ、あてがわれた罪に酔い、縋っているだけで、何が悪いのかも、理解できないようなもので、裁かれる気持ちは、いかほどなのかと、前衛的に捉える暁や、回路や解消や回収などなどが、加工した罪を引き剥がし、争うほどに現れるものから超越し続ける。f:id:jibmfmm:20240416043315j:image