昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

彷徨

ワームホールを進むウサギたちの群れ、弛まぬ努力が云々と、細胞まで破壊された君たちの精神論のようなものが、進化の邪魔をし、今に虐げられて行くための動機や、転落して行くための過去を寄せ集める詩人や、同化するために、現れた値や、そこでねじ伏せられ、紫外線の海を越えて、能動的に夏を捕まえて、冬になれば、君とさよならして、支配されるための結婚やら、被害者意識を加速させるために通う銀行や、擬態化する虫たちや、焼け爛れた恋の匂い、豊かさを謳う奴らのファシズムのために、犠牲になるのは嫌だから、ニセモノの正義が示すものに偏らずに、駆逐されるだけの、忌々しい世界を出し抜くために、騙しあったりして、途方もなく彷徨う辺りから、現れる不思議さや、負担を与えるばかりの政府、複製された品位や、悲観的な奴らの嫉妬心、真理を復元するための、考古学的な役目や、大義を用いては、君たちを騙すための、御涙頂戴的なメディアの策略や、覆らない事実、真実とは、絶えず捻じ曲げられ、誰かや何かの都合の良いようにしか、働きを加えず、その場で、くたばるだけの差異や、惰性に引き延ばされて行くだけの過程や、後悔を率いては、君も諦めるべきだと、着いてくる保身のようなものの幻影や、普遍的な真綿で首を絞める教育のクソや、屈従するための原理、利便性や制限や、価値観や地殻変動や、ケチくさい君の憂鬱、腐敗して行くための権力や、権利を謳うだけの、金の亡者が謳う価値や、加担するほどに廃れる理念や、理性すらもないから、すらすらと嘘をつき、拙い原理を彷徨うための曖昧さや、ささやかな幸せすら踏み潰すゾウの群れ、無垢なほどに、食い込む悲しみや憎しみのようなものを、昇華するためだけに、藝術とは、存在するのだと、カタルシスに至るために嘯く御用学者たちの、機械的な顔や、気概や気配を錯乱させるための、世論や正論なんかを信用せず、ただ、わがままに、今を書き換える。f:id:jibmfmm:20240730050705j:image