時を乗り越える者

時間を超える意志的な現れ

世紀を超えるリズム


 音もなく近付く夜と対峙し、傲慢な論理を投げかけるだけの欠けた感情から、かび臭い因果を放つ終末論者どもが攻め入る時雨から偶像を引き出すだけの有効なものすら物陰に隠れ、語弊を重ねるほどに増していく快楽と友達になり、一貫性を捨て、主体性にかまけるだけの思春期がもうろうとし、陶然とうながされる心理状態に加算される原理的な軋轢から、正しいほどに操作されやすく、たやすいものをかかげ、自らに見合うものを測ることだけが、勝利にむすぶのだ、という金言から逃れ、静謐な論調にとどまり、互換され続ける優雅な清貧さに交わり、果たされる義務などは、ここで憚るだけにいたるような影響を与え、そこでもだえる者を見下すような政府に関連していくほどに、複製される真実は、そこで統治されることだけを目的に、妄想や徒労を重ね、なまけるほどに、感じなくなっていく精神が途端に破裂し、そこでハレーションを引き起こし、いっさいが藻屑に変わるだけにいたらせるような悲劇に転換していく精神性だけが、ここで勝利を叫ぶような善悪が果たすべき意味を頂戴し、そこで出し抜けるための戯れ言が手向ける意味などは、今をたなびくウソをかかえ、散漫な意識が儀式化し、そこに課せられた義務だけの井蛙な者として指定される義務を繰り返し反復することだけが、答えに反さず、ここで正しさを率い今あるものを強請るだけの傲慢な者として交換され続ける意味に正義を生み出し、悪を捏造する。偶像に捌けるだけの意思は、完全性を持たずに、ただあらがうほどに現れる苦しみと手をつなぎ、途端に現れる不自然なほころびから、腐心を生み出し、踏み台にされる意思は、何かに課せられた義務がうながす痛みだけを感じるように仕向けられ、同じような苦しみを、同じように味わうのだ、というルサンチマン的な考えから、還元される苦しみなどは、与えられた苦しみに過ぎず、そこで理不尽に繰り返される苦しみに反せずに、何かに働きかけられる苦しみこそが、生きているなどという空疎な言辞に満たされたつもりでいるほどに、自らを解消できずに、昇華にいたらずに、創造生を用いずに、率いられるものに引き出されるような人間としてあらゆる論理に焦げ付き、黒ずんだ意識は、今に模倣を繰り返すだけで権限を用い、何かがうながす絶対的な価値に閉め出され、惰性で暮らすことだけが、しあわせなどというコマーシャリズムに犯され続け、つたない意思は、汚いものをたやすく捏造し、ここで交換されることだけが、正しいのだ、という考えに屈従するほどに、自らを不自由にし、憎むことだけが、この世界を愛することに近付かせ、さらなる進歩へといたらせるというキャピタリズム的な還元から、緩慢に作用する動機は、何かを破壊するための思想を作り出し、終わりのないものを生み出すべく、ベクトルは破壊することだけに向けられ、そこで作用するものにうながされ動き続ける苦しみに寛容さをそこないながら、相似していくほどに、隣人を恨むためのルサンチマンを膨脹させ、凡庸な価値からカタストロフは生み出され、自らに災厄を加算させる罪の意識を持つべきだ、と目的すらも失い、そこで生きているかのように演じることに怯えるだけの意識的な汚穢を補完するだけの正義が揺動する正しさのやましさに気付くべく、旋回し、転換期を自ら創り出し、あらがう先に現れるもののほとんどは寛容さをそこない、そこで押しつけられるものに左右され、位置的な苦しみを昇華させるために何かを生贄にすることでしか、自らの正しさを引き出せずに、斡旋され続ける意思は、悪化するだけの心情の死刑台にあがり、自らが処刑されることを傍観する他者を介した自己を煽り、自らを破壊するためのニヒリズムを事務的に加速させるほどに、非道な者になり、確かさの足かせを嵌められ、自らを苦しめるために誰かを苦しめるよろこびにひたるほどに、関する精神は、自らを苦しめるためだけに加工された快楽を崇め、自らを神として摂理を生み出すだけの今を踏み台にしながら、現れる者すべては、自らの的であるという敵愾心を燃やし、すべてを燃やし尽くしても尚、消えぬ憎悪は、自らに向けられ続け、終わらぬ残虐性は、外へと向けられ続け、ひたすらに純粋な破壊へといたらせるような権力をかかえた一人の人間は、自らの汚穢を隠すために破壊を続け、自らと対立する恐怖から逃れるために、外へと暴力性は向けられ、自らの悲しみをかき消すために何かを破壊することで得るよろこびへと複製され続ける苦しみを復元させる自分自身に打ち勝てずに、その場で朽ち果てるまで、純粋な破壊行為を繰り返すのが、この人間という哀れであるというような宗教的な汚染を引き出すだけの低劣な思考では、何ら解決にいたらず、同じような破壊を二千年も続け、自らを破壊しきれずに外に向けられた暴力性が示す子供じみた闘争により倒錯し続けていく人類は、自分自身に対して勝ち目がないことに気付くこともない。