昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-08-10から1日間の記事一覧

官能的な昇華

誰にも届かぬ祈りに迫る夜が、真理を打ち砕き、論理に疎外され、ふるえる今を体感し、かかずらうだけにひろがる闇が心地よいように感じるようでは、この夜から逸脱できずに、用いられる位置は、今に折檻を加え、あらゆる阻害を加え、相対的なものへと加工さ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 何かに隷属するほどに、孤独感は増し、そこから離れる恐怖にいざなわれ、自らの意思を損ない、そこで同調し、協調されるものだけが、自らを聳立させ、正しさへと導くという誤りから放たれるための衝動的なものを授ける夜にあやか…

夜と素数

砕けた眠りをかかえて、不自然な夢の中での寂寞で謳歌するような瞬間に感情とは弾け、そこで尊さなどを見つけ、渇望し続けるほどに、論理的なものにおどけ、ここで遠ざかるような面影などは、その場での感情に左右されるだけで、正しさとはほど遠いものであ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 反照する時折にひしめくロジカルな帰り道に乖離していく愛が意味を背反し続け、配する間に示されるものなどに閉め出されてもなお、自らを聳立させ、たちまちに現れる意味などは、意味すらそこない、そこかしこに苦悩を生み出すだ…

フラクタルな愚行

互いがぶつかりあって、入り交じる瞬間に、星の終わりのコアや、声色や、ふさぎ込んだイメージに転化していく感性が焦熱し、時代性の陰鬱さに妨げられるよりも、より獰猛に示す値から、死滅していく今をさかのぼるだけの空疎な独り言や、孤独感にさいなまれ…