昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-12-08から1日間の記事一覧

デストロイ

弱者の群れで空があざやか、カラフルな街では隠語であふれ、熟れた季節に補完される愛が、五感をくすぐり、全身で愛を体感する彼女は、依然として対価をもとめ、もつれあう季節に用いられる憂鬱から離反し、輪廻をひるがえし、瞬間とは、永遠との別れである…

断裂

ずんぐりむっくりとした希望だ。だれもが社会性をうたわなくなって、監視し合うほどに、黄ばんでゆく精神は、進化を途絶えさせ、陰湿なものをかかえ、嫉視するだけの連中が、否定的に腐敗する夜、近づくほどに頭痛は続いて、つたない記憶が縫いつける予感や…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 バビロンもカピカピに乾いて、俗悪なもんがぎょうさん流行って、短絡的な快楽で歯磨いて、未熟なまんまで寝転がり、誰にも捕まらんようにしや、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 なぜ豊かなのに、わたしには、何もないのか?豊かだから、わたしには、何もなくて、持たされるものや、持ちつ持たれつのものは、不必要で、わたしが正しいと思うことしかしなくて、なくてもあっても、どっちでも良い、まる

介在

ふれあう触覚が、 健気な向こう側へと渡り、 わびしさをうたい、 端々に保たれるもののどれもが、 退廃的なものを持ち寄り、 たよりなくむすばれる。