昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-03-02から1日間の記事一覧

フラクタルなぼく

もこもこの老夫婦、ロボットのともだち、春と銀河、時を連れた散歩道、不自然な印象を吐露する子供たち、五度目の春は、陰気なもんだと散りばめられた星屑、切られた爪を踏んづけて、ふざけた帰り道では、憎しみが忘我にたまり、複雑な幼稚さは、差異を見つ…

たのしい日々

言葉を縁取り、永遠を操作し、印象によりだますような気配から、策略を練り、誰かを射止めるために、あるいは狩るための技術ばかりが先行し、愛について考える暇もなければ、消費的なエネルギーは、エレジーを生み出し、現実をたゆまし、すべてをあきらめの…

だれた風

流行の先を 引きちぎり、 倦怠感を加速させ、 意識に枷を嵌め、 引いた風邪が 長引き 瀰漫する風景も、 不満足なまま、だ。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ふかふかの思い出を、ハサミで、ザクザクに切って、複雑な夜道を走り抜けて、孤独に揺動される罪をぶん殴る、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 はびこる痛みがバビロンを通過し、ひびわれた愛に、湿った汗がまじわり、かばい合う二人も、アンチテーゼをうながし、惰性な罪を謳う、まる