昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-09-21から1日間の記事一覧

砂浜

若者はスベスベだし、すべての罪は、君が気負うほどに、その罪は似合うものに変わるし、かけがえのないものも、関わるほどに悪意をためこみ、果てない自由とは、理由を求めるばかりで、バカにしたり、秤にかけたり、加算させたりと、足りないものを満たそう…

わだかまり

知ってるビルもつぶれて、新しい建物になって、似合わん髪型とかして、なじんだり、なじまんかったり、嘘の笑顔で必死に駆け抜ける日々は、なんか生きてる実感ないとか、泣いてる心が憂いに破裂して、時代的な襞に吸い込まれて、混濁する意識が子を産んで、…

ニヒリズムの焦げた匂い、コアを失った地球を調教する女の子が荘厳な音楽と共にとむらう日々の屑、仮想的なものを飛び越え、敵愾心に震える因果たちの終焉に腰掛ける支配的なモノクロームに敷衍していく日常や、インタラクティブな午後に措置される悠遠から…

やさしさ

汚い遊び場で群れる子供たち、孤独にあえぐ終末のよろこび、コンビナートの夜景に眠るウサギのぬくもり。

立証

夜に吸い込まれる言葉が連動し、動詞や、やせ細った太陽に関与する面影に虐げられ、健気に支配される君の数々の欺瞞を解消するための立場なんかを破壊して、純粋に踏み荒す日々。

刺激

戦闘機が飛び交う深夜、もう戦争は終わったんだと語る兄弟たちが吹き飛ぶ。心音がプラトニックに入り混じり、ねじ曲げられた思い出の破片や派生なんかが、カタルシスを求めては、破滅的なものを追い求めるような曖昧な示唆から、感覚はゆらぐから、君のこと…

異物感を孕んだ個体

神々しくうなるリズムの襞につつまれる。襞から生まれる、つつがない思いが広く敷衍し、厭世観を吹き飛ばして、実感する先に現れる些細な繰り返しによって、この命はサイクルし続けて、退廃的な模倣を行うだけの者が打ち出す悲哀から抜け出して、誰を責める…

女神

豊かな休日、誰もが真理を語らず、ずさんなままに、仰ぐ太陽が神々しく、恋模様に磔にされる人々を救出して、天まで、駆け上る。