昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

悲観する先々に行き着く場所も無く哀れみさえ奪われる

自分は、自分の中でしか仲立ち出来ず、ただ消費されるのが、この金銭に価値を置いた、周辺に経済的終焉の傀儡たる延命装置で生きさせられているかのような同情が同期を繰り返すことに置かれる命の軽さや、値札ばかりがちらつく軌跡に形跡は消え去り、無くなるだけの主体に唾棄される途端が、エンコードに変わり、それを解く為だけに保たれる関係が恋であり、愛とは依然として自己愛に満たない内部にしか、自らの欠如を置かずに、ただ幼少期から、鏡像段階を挟んで、あらゆる反射するきらめきから、排除される暗い家たる精神の暗鬱さから抜け出すべく、打算される心理に淘汰され、雲隠れする逃避行を綴る原野で、聖域は、成因に絡まり、ただエクソダスする苦しみから、無限にほつれる幽閉された時に解除される魔法の言葉的なアニミズムを無限に昇華させる美麗さを追求するシャーマニズに反比例するマゾヒズムに交わるサディストたるプリミティブな縫合を終え、法から逸脱し、ただ不感症な国家から抜け出し、個人は個人として、強固な力と、高尚さを用いたところで、最もな悪意と暴力を生み出すプログラムに、誰もが愚者に変わり、誰もが、誰かを許さず、ただ統治する仕組みに淘汰され、思う枠内で粛清されることに、徹底抗戦すべく、贖うべきや、従うべきは、どこにも無くて、無残に敗残するだけに徒労を重ね、些細に唾棄されるかけがえがない時間などは、ただ時間の概念に恐怖を生み出し、逸れる毎日にたどり着く者もおらず、屈折したままに乖離する理解からかけ離れ、名付けられる前に落ちる葉の如く、この悠遠に捌ける儚い命のままにつんざく冬を通り抜ける。