昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


行方も知れず旅立つ私は、我が身に転じる風景に点在せず、はばかる過去から、退屈で惰性な外観を打ち砕き、苛立つ身体を切り離し、名付けられた世界からかけ離れ、煩わしい猿芝居や、虐げられる日々から漁る視覚に立体的な由縁がほころび、はるか無知な場面で対立する、まる