昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

形も持たぬ彼方

果たす今にも対立し、
なにが正しく成すべきかと、
いたすまにまに迫る後から
迫る価値などは、
狭いだけの形から
はみ出さずに、
求める価値から
形を引き出し、
その中に留まらすだけに
満たない価値を
形の中に引き取り、
歪み沈み込ませるだけに
至らせる苦しみを
自らの中に瀰漫させる
だけに傷むままに
過ぎずに沁み入る。