昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-04-20から1日間の記事一覧

言葉

君は言葉を無くしたの、とまくし立てる間に高慢な態度で、高邁な精神で描く創造的な迫害から、背反する意識は、言い分けに還元されるだけの合間に生まれる欺瞞から、象徴的な母音を探し、暗澹とした精神の星雲へと記号化する幼稚なハミングから、空疎な遠因…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 何よりも嫌いなものの事を叫んで、何よりも柔らかいものに触れる。感覚は超越を迎え、乖離する理解から、分離していく果てに知性も無く、ただ揺らぐ感覚だけが、西暦を越え、性別を超え、婉然に猛る思いが収斂され、連動する意識…

芝居

軽薄な正義が 今に生み出す偽善的で 独裁的な主観から 渇望する意識は 法にフォーマットされ 戦列から離れ センテンスを失い 自ら思う事すらかかずらい 解決しようと 検索するだけに 詮索される思いは 錯雑なものに支配され 信じる事などをなぞり 無神経に誰…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 どこまでも続く革命的なものが止揚されずに、浸透するまにまに瀰漫する幸福論的なものが魂胆を奪い、邂逅する意思に不浄されるだけの信念が、神経的なものを高揚させるだけの闘争から、淘汰されるだけの身体が問い質されるだけに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 己の限界点を知る見解から、嫌疑するだけに権利を謳う演技から、淵源に果てるジレンマから、恒久的なものに惑わされるマゾヒズムからふくれあがる宇宙のはじまりに極まった無からのフラストレーションから、複製されるだけの真理…

捨て去る先に交わる意味

未熟なままに交わる、とはじまる途端に反発し合い、愛する事を忘れ、ただ儚い喧噪に懸隔を用いるような闘争へと至るような戦争から、独占欲が住まいを求め、問いただす以前に、今に至る原理も、瀰漫する限りの由縁を一切に放ち、一矢報いよう、と用途に対価…