昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


うるさい寝息が静寂を汚すころに、汚された身体の彼方で、空になった感情を縫い付ける星辰がめぐり、無垢な感情がねそべりながめる星は、それはそれは綺麗であるか、汚いのかは知らぬが、梅雨間に見え隠れする恥ずかしがりやな心情がヤニ臭くなる前に寝静まる夜を食べ尽くし、街をさまよい、跨ぐ今にひたすら純真をささげる、まる