昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

結び目にこぼす愛

軽々と私を運ぶ風や冷厳な時に原則を持たずに巡る記憶から順序を持たず、純情な日々に卑劣な行為をもたらすだけの世界からかけ離れ、君は位置を持たずに、場所を示さず、ただ存在だけで損なうだけの未来を儚く結ぶ役割である、と言い放つ現用に確率的なものに隔離され、答えに囲われるだけに得るものも邪魔である事を知り、その恍惚にすら邪推すべきであるし、汚いものこそ、綺麗になり得るものだ、と宣言する先々に有する価値すら不純に至り、加工されたものに過ぎない、と鮮明なここから、枯渇するこころへと移送される真実に物々しく迫る動機が陰鬱な衝動を蓄え、猥雑で幼稚な街並みにすがるだけの希望も帰路を失い、さまようだけに陰る命へと旋回する先々に抵抗を加え、艶然に長ける物語も、高揚感を忘れ、同調するだけに堕落し、だんだんと迫る痛みに退屈さを感じ、渇するだけに寛容な命を分譲するだけに誰かに明け渡し、自らの意志で達する事を忘れ、動向に同調を求め、かかる圧力にある日は枯渇するだけに軋む今から無知なままで、惜別を繰り返し、あらがう今にパトスを用い、衝動的な幾夜を飛び越え、その滞る孤独に不死身なままであり、分散される痛みに介する間に愛は取り憑かれるだけに疲れ果て、歯がゆく散りゆく先々に滅亡するだけに募る意識は形跡をたどり、淡々と朽ち果てる物事の淡さに合わさるすべてがシンクロし、その信仰心すら飛び越える辺りに神は自らに宿すべきであり、他者が思考する意識から生まれる意味や意思がは決して同じでは無く、平等性も無ければ、測る事自体がばかげたリズムであるし、宿るとは、先々に乖離し、何を宿すか、と打ち出す間に生まれる意味に答えも与えずに、ただ続く限りを続ける事により、意志の強度は増し、その硬度は何事をも跳ね返すほどの硬さを持ち、鉄の意志と変わり、測る事を終え、測らずとも、思う先に与えられる意志が、跳ね返すよりも、受け取り融合するままに融解する今に介する間が利己的に輝きながら、排斥される淵源にカテゴライズされる以前に全容に麻痺して行くだけの思考を置き、備えるべきに意味は無く、ただ帰任し、認可していく事により、物事を操作せず、指揮する事を覚え、愚鈍な輩を排除せず、どう心地よく弾かせるかにより、周囲はまばゆく交差し、行動に論理を用いず、魯鈍に進みながら、籠城するだけに心因に死者が介し、立体的な愛が配管をつなげ、そこから流れる豊かな血により、発散される痛みは体感する事を始め、始まる意味にすら後付けにされる事柄ばかりが横柄に示すだけの演奏をこじれさせるだけに至らせるから、このオーケストラは、表情を持たずとも、このへたくそな表現のままで隔てる事無く、行動に高潮していくからこそ、この同等な意識を謳わず、応答するままに表現は表象に絡まり、知覚の表面に磔にされ、表面を突き刺し、知己を奪うだけの毒素をまき散らす虚偽的な無記名で無機質な言動に騙されずに、確かな意味をつかむべく、そのベクトルは、自らの正しさに至らせる事に正義を用いず、善悪を買い取るだけの懐疑的な心因は、短絡的なペシミズムを抱え、ルサンチマンに至り、対象的な自分を持たずに、俯瞰で物事も見られずに、ただ嫉視し、憎悪をままに促し動かす世界に怒りだけが、浸透し、暴力にまみれるえさ箱で媒介する怒りだけに遂行する意識などが徒党を組んで、戦争に至らせるだけの同調から、暴力は最もみっともない暴力性に転じ、何かをねじ伏せ、権力を奪う事に権力者は生まれ続け、自分を特別視し、利己心から、離別するシーンは、心象をかき消し、かき乱す事に正しさを用い、誰かを支配するためだけに生まれる独裁者ばかりが跋扈する現在に失うものばかりであり、失うものすら無くなりきった後に示される支配的な文句が君を思考停止に追いやり、本質を見失い、真実とは、永久に入り交じり、そのコアに流るるままの心情がどんな行為にも純粋さを用い、純情さとは、善悪にたぎるままに行動を隔離するだけの抑圧を今に重ね、そのこころに行為を用いる以前に有する過程が襲いかかり、君を善意で包むかのような悪意で君の行動を抑止する。その抑止するだけに至らせる答えに抑圧される事があたかも正しいのだ、と示し、それで独裁するような輩から嬉嬉として疎外され、現状を打ち砕く事に用いる暴力こそが屈折した驚異を生み出し、強硬に主張し、ただうるさいだけでは、誰も聞く耳を持たず、ただ静かに促す事により、その筋書きに厚みが増し、曖昧なマインドに示すだけの死や、香りや、過誤や嫉妬こそを打ち砕き、正しさは、正しさを示す事にあらず、ただあらがう限りに生み出される純粋さに濾過され、研磨され、ただ輝き放ち、その静かな行動により、見つからず、聞こえぬように、静かに変える事にこそ、確かな意志は氾濫し、巨大な力に変わるの、だ。